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「OpenType Standard版」の文字セットであるAdobe-Japan1-3には、従来のTrueType等のShift JISに含まれないダイアクリティカルマーク(例:ドイツ語で使われるウムラウトなどのマークの事)がついた文字が含まれています。(図1)のDynaFontSTDを参照 従来の「TrueType版製品」と欧文の文字の高さを保持しつつ、OpenType Standardの文字セットにダイアクリティカルマークをつけると、文字の高さが、TrueTypeフォントの行送りの設定値を超えてしまいます。それに対応するためには、行送りの設定値を全角の升目の枠以上にする必要があります。 しかしながら、OpenType Standardの行送りの設定値を高くすると、TrueTypeで作成した既存データをOpenType Standardに置き換えた場合は、行間が大きくなりレイアウトが崩れます。 この為、弊社の「OpenType Standard版」開発当時(2000年~2001年頃)、主流であったTrueTypeからOpenType Standardに乗り換えるお客様の場合を考慮し、OpenType Standardの行送りの設定値をTrueTypeと同じ設定値にする事のメリット(既存データのレイアウトを保持するメリット)を優先させました。 その為には、ダイアクリティカルマークの付いた欧文に合わせて、英数字の文字そのものを縮小し、全角升目枠はTrueTypeと同じ升目枠を保持する方向を採用致しました。(図1)のDynaFontSTDを参照 TrueTypeフォントで、ダイアクリティカルマーク等のユニコードの様々な文字が含まれるMSフォントも全角升目枠は、弊社TrueTypeと同じ升目枠です。(図1)のMS Minchoを参照 以上の理由を御賢察賜り、御理解いただきますようお願い申し上げます。 尚、「OpenType Standard版」を発売後、英数字が小さいとのご意見をお客様からも頂いており、この点を改善する為、その後の開発した「OpenType Pro版」では、「OpenType Standard版」よりもフォントの行送りの設定値を高くし、英数字の大きさを改善致しました。(図1)のDynaFont Proを参照 行送りの設定値を高くした事で、従来の「TrueType版製品」や「OpenType Standard版」で作成した既存データを「OpenType Pro版」に置き換えますと、レイアウトは崩れます。 (図1)