Q:ダイナフォントのIVS(異体字切り替え)対応について教えてください。

Answer:

DynaSmartシリーズ(DynaSmart Tを除く)に収録されている「Opentype日本語 Pro 1-6書体」にてIVS(Ideographic Variation Sequence)に対応しております。

●IVS(Ideographic Variation Sequence)について
IVD(Ideographic Variation Database)に登録されているグリフを指定、異体字を表示することが出来る機能のことです。
IVDには現在2つのコレクション(Adobe-Japan1、Hanyo-Denshi(汎用電子情報交換環境整備プログラムコレクション))が収録されております。
※ダイナフォントではAdobe-Japan1のコレクションにのみ対応しております。

●入力方法(葛 U 845B 入力について)
1.メモ帳(notepad)を開きます。

2.「葛」を入力します。入力カーソルを文字の後に置きます。フォントは例として弊社製品「DF平成明朝体R Pro-6N W3」を選択します。IMEパッドより、「文字カテゴリ」一覧から「Unicode(追加特殊用途面)」を選択し、「異体字セレクター補助」を選択します。



3.文字の後に(U 845B セレクタ番号 U E0100)コードを直接入力します。



4.葛の異体字に変わります。



5.ダイナフォントではAdobe-Japan1のコレクションにのみ対応しているため、葛の文字は2通り(U E0100~U+E0101)の対応になります。

IVS技術情報につきましては下記のサイトをご参考ください。

・文字情報技術促進協議会のページ

・IVD(Ideographic Variation Database)の情報について