「DynaFont 金文体」とは、歴史的な価値が高く文化性に優れている中国の古典的な字体「金文」をモチーフに、DynaFontの書体ブランドとしての独創性を注ぎ込む事で、字体の魅力をより強く引き出した書体です。
「DynaFont 金文体」は、1998年にリリースされました。
中国戦国時代の“中山王方壺”から着想を得てデザインされ、その時代の金文字体の繊細さ、各諸侯により独創された風格と精神性が感じられる書体です。字体のラインは、クラシックでありながらも強い変化に富んでおり、繊細で流麗であることはもちろん、縦長の構成に加えて、すそ広がりの要素が加わっています。はらいなどの線端は、古典的な金文のように丸いだけではなく、線端をスッと抜きはらった処理で、金文にはない動きを表現しました。ストロークは、優しくゆったりとした弧を採用する事でリズムを感じられるラインとなり、躍動感あふれる字体になっています。
「DynaFont 金文体」のモチーフとなった「金文」は、殷、周、秦時代に青銅器に鋳込み刻んだ文字を指しています。青銅器の上の銘文の字数は銅器の大きさによりそれぞれ異なり、その上に記録された内容は、祖先崇拝、戦での功績、さらに歴史的重大事件などがあります。金文の歴史は長く約1,200年にわたり使用されており、容庚が編集した字書「金文編」によると、金文の字数の総数は3,722字ありますが、その中で解読されている字数は2,420字となります。
「DynaFont 金文体」の開発は、そうした未解読字数の多さや金文独特の読み辛さの解消を念頭に入れながら、「高い重心と細身」という元来の金文の特徴を尊重しつつ現代的な感覚を取り入れていく事で、古典的な字体に現代の書体の感覚を融合させた書体として、低重心の正方体書道風格の文字とは異なる、稀有な独創性溢れる書体になりました。
オリエンタルな魅力に溢れ、際立つ個性を感じさせる優美な「DynaFont 金文体」は、コスメ等のビューティーグッズ、ポスター、ロゴなどのタイトルやキャッチコピー等、多種多様な文字演出・装飾において強い存在感を放つ書体として、現在、様々な場所で活用されています。 ■金文体の特長

■金文体 書体見本
■金文体 採用事例
▼季節のお香/香油(株式会社アート・ラボ)
▼雅ちりめん花札根付/竹札ストラップ (Hamee株式会社)

▼京都 抹茶ラングドシャ

▼表札のデザインと販売 【 表札屋ドットコム 】

▼朝霧の巫女

▼グリオットの眠り姫

▼東京トリビア

▼弥彦山温泉から行くわくわくマップ

▼嫌われ松子の一生
(C)2006「嫌われ松子の一生」 発売・販売元:アミューズソフト/価格:3,800円 (税別)
【Software】
Mac OS X 10.9.5以降日本語版
【Hardware】
上記システムに必要なRAMとPowerPC、PowerPC G3/ G4/G5又はIntel Coreプロセッサを搭載するMacintosh
約13MBの空き容量を持つハードディスクドライブ
【形式】
TrueType形式
【文字セット&文字数】
漢字Talk7の文字セットに準拠
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