金剛黒体
2018年07月26日

視認性に優れたグローバルフォント「金剛黒体」に新たにタミル語、シンハラ語、タイ語(モダンタイプ)が追加

視認性に優れたグローバルフォント「金剛黒体」にタミル語、シンハラ語、タイ語(モダンタイプ)の新18書体を追加リリース

視認性に優れたグローバルフォント「金剛黒体」に
タミル語、シンハラ語、タイ語(モダンタイプ)の新18書体を追加リリース
~多言語の需要に対応/スマートデバイスでの情報伝達をより快適化~
 
 主に文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守を行うダイナコムウェア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:羅 慧美)は、6種類のウェイトと12種類の多言語で合計72書体を持つ各言語で統一したスタイルを持つグローバルフォント「金剛黒体」の新言語として、新たにタミル語、シンハラ語の2言語とタイ語のモダンタイプを2018年7月から組込み用フォント(Embedded DynaFont)で提供いたします。
※「金剛黒体」の多言語では、ループがあるスタンダードタイプのタイ語を既にリリースしていますが、2018年7月の新書体としてループがないモダンタイプも併せて提供させていただきます。
 
【金剛黒体 タミル語】

【金剛黒体 タミル語】書体見本
タミル語は2,000年余りの歴史があることからインド政府から「古典語」の認定を受け、現在ではインド南部、スリランカ北部及び東部、シンガポールなどで使用されています。
タミル語は、ヤシの葉に文字を書いていたことから丸みのある文字になったと言われています。またその美しさは続け書きの曲線にあると考えられており、非の打ちどころのない完璧な美しさとバランスを持つ言語の代表として知られています。
 
<金剛黒体 タミル語の特長>
「金剛黒体 タミル語」では文字の空間と線の太さを均等にして、滑らかな曲線で文字本来の美しさを際立たせました。また「金剛黒体」の欧文を参考にして「m」などの文字に見られる曲線の弧度に合わせることで、金剛黒体のファミリーとして馴染むようにデザインしました。

【金剛黒体 タミル語】特長
「金剛黒体 タミル語」の詳細についてはダイナフォントストーリーでも紹介しています。
「DynaFont PICK UP書体-金剛黒体 タミル語」はこちら
 
【金剛黒体 シンハラ語】

【金剛黒体 シンハラ語】書体見本
シンハラ語はスリランカで話されている公用語の1つです。元々シュロの葉に書かれていたことから曲線的で丸みを帯びた文字になりました。丸い形と渦巻き状の字形を軸に上下の筆画を引き延ばしたような字形が特徴の言語です。文章にするとそのほとんどが丸い形で構成されているように見えます。
 
<金剛黒体 シンハラ語の特長>
「金剛黒体 シンハラ語」は、シンハラ語本来の滑らかな曲線を再現しつつ、英数字や符号などの曲線をデザインに取り入れた他、一部の筆画では切り口を直線的にデザインしています。また、その他の「金剛黒体」の多言語に合うように、「金剛黒体 ヒンディー語」や「金剛黒体 ベンガル語」などのサイズを参考にデザインしています。


【金剛黒体 シンハラ語】特長

【金剛黒体 タイ語(モダンタイプ)】
【金剛黒体 タイ語(モダンタイプ)】書体見本
タイ語はタイ王国の公用語です。タイ語には、スタンダードタイプとモダンタイプの2種類のタイ文字が存在し、ループと呼ばれる丸い箇所があるのがスタンダードタイプで丸い箇所がないのがモダンタイプです。
モダンタイプは国際化に合わせ、アルファベットのデザインを取り入れたモダンな書体で、近年では新聞、雑誌、ポスターなどで使われています。
 
<金剛黒体 タイ語(モダンタイプ)の特長>
「金剛黒体タイ語(モダンタイプ)」は金剛黒体シリーズの英数字をデザインに取り入れており、字幅が均等にデザインされています。
「金剛黒体 タイ語」は、伝統的なタイ語フォントとモダンタイプの2種類を提供しています。


【金剛黒体タイ語(モダンタイプ】特徴 
【ダイナコムウェアフラッグシップフォント「金剛黒体」の特長】
IoT産業における開発需要に応えることができるフォントとして開発し、一般的なデジタルデバイスに内蔵されているフォントとは異なり、シンプルで洗練されたストロークに従来の書体より懐を広げたことで、はっきりとした構造で優れた視認性を有しており、文字全体に明るく澄みきったような空気感に溢れ、HMI(ヒューマンマシンインタフェース)においても紙のような読み心地を持たせる事で、スマートデバイスでの情報伝達をより快適化します。
金剛黒体特設サイトはこちら
 
【金剛黒体:多言語の特長】

「金剛黒体」は、各言語で統一したスタイルを持つローカライズに適したグローバルフォントです。
日本語、繁体字中国語、簡体字中国語、韓国語といった各言語では、その地域の書き方に合わせてデザインしつつ、統一感を損なわないように全体のデザインを一致させているのが特長です。その他の言語に関しても、欧文のアルファベットを応用し、各言語と組み合わせた際にも統一感が出るようにデザインする事で、金剛黒体は統一されたデザインで多様な文字のレイアウトや多言語の需要に応えて参ります。
 
【90書体となり、ますますグローバルで活躍できるフォントに進化】

多言語で広がる、金剛黒体で世界とつながる
これまで日本語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)、ラテン語、韓国語、ビルマ語、ベトナム語、タイ語(スタンダードタイプ)、ヒンディー語、アラビア語、ヘブライ語、ベンガル語といった72書体に対応してきましたが、タミル語、シンハラ語、タイ語(モダンタイプ)が加わることで90書体に対応となり、これまで以上にグローバルにご利用いただけるフォントとなりました。

金剛黒体多言語 書体見本
 
<フォント仕様>
【書体名】
・書体名: DF金剛黒体 タミル語 / DF King Gothic TA
・書体名: DF金剛黒体 シンハラ語 / DF King Gothic SI
・書体名: DF金剛黒体 タイ語(モダンタイプ)/ DF King Gothic Neue TH
 
【フォントフォーマット】
TrueType / OpenType
 
【ウェイト】
Ultralight / Thin / Light / Regular / Medium / Semibold
 
【テクニカルサポート】
・ウェイトのカスタマイズ
 金剛黒体はVariable Fontによく似たフォント生産テクノロジーを採用しています。そのため、現在の6種類のウェイトの範囲内で、お客様の要望に沿ってウェイトの微調整を行うことができ、スピーディーに対応することが可能です。
・必要なサブセットを結合
 金剛黒体は異なるサブセット内に同じフォントがあり、全く同じグリフを共有しています。そのため、多言語が必要な場合は、カスタマイズして統合することで、フォントファイルを一つにし、効果的にフォント容量を縮小することができます。
・金剛黒体の漢字は、各地域の書き方に合わせてデザインされています。
・記号は言語の違いに基づいて、位置を調整しています。


【発売日】
2018年7月発売
 
【ダイナコムウェアについて】
自社ブランド製品「ダイナフォント(DynaFont)」を最新のフォントテクノロジーにより開発し、台湾・日本市場において高いシェアを誇るグローバルフォント企業。台湾を母体に、日本や香港、中国大陸などに支社を持ち、フォントの応用範囲やシステム・プラットフォームでの文字利用の可能性の拡大などに挑戦していく姿勢が各国の消費者の方々からも評価されています。フォントデザインを通し生命力のある文字で感情と文化を繋ぎ、伝えていくことを使命としています。
ダイナコムウェアのウェブサイト:http://www.dynacw.co.jp

 【金剛黒体に関するお問い合わせ】
ダイナコムウェア株式会社
Tel:03-3556-6638
Email:king@dynacw.co.jp
お問い合わせフォームはこちら
次 : オンラインeスポーツ大会「KEIO CUP Apex Legends #2」協賛のお知らせ   
前 : macOS 13.7(Ventura)、macOS 14.7(Sonoma) macOS 15.0(sequoia)における動作確認状況掲載のお知らせ