展示会・イベント情報
2024年11月08日
ダイナコムウェアとMonotype初共催による「WOW TYPE 国際フォントフォーラム」のご案内
ダイナコムウェア×Monotype
ダイナコムウェアとMonotypeによる初の大型国際フォントフォーラム
「WOW TYPE 国際フォントフォーラム」が11月20日に開催決定!
~国境と文化の壁を越えたフォント交流を~
視覚的情報が溢れた現代においてフォントデザインはもはや情報を伝える手段に留まらず、文化的価値や世界への洞察を表現するものとなり、国境を越えた視覚言語の役割を果たしています。
こうした背景を踏まえ、グローバルフォントデザインの更なる文化交流の促進を目的に、ダイナコムウェア台湾は国際的なフォントメーカーであるMonotypeと共に「WOW TYPE国際フォントフォーラム」を2024年11月20日(水)に台北文創ビル6階にて開催いたします。
本フォーラムはダイナコムウェアとMonotypeによる初の100人以上規模の共催大型イベントで、フォントデザインをテーマに国内外で多くの実績を持つフォントデザイナーが集い、多方面からアプローチした対談を繰り広げます。
本フォーラムでは、Monotypeからエグゼクティブクリエイティブディレクター・Charles Nix氏、シニア・タイプデザイナー・土井遼太氏、ダイナコムウェアからシニアフォントデザイナー・姜鳳怡、フォントデザイナー・林偉駿、フォントデザイナー・黄靖婷といったフォント業界の専門家である5名が登壇し、それぞれがフォントデザインとその応用に関する独自の見解を披露していきます。
「Helvetica Now」のタイプディレクターを務めたCharles Nix氏はフォントデザインを通じて国際ブランドに独創的な息吹を吹き込む方法を示し、世界的なブランド向けにコーポレートフォントを設計する際、どのようにカスタマーエクスペリエンスを定番書体のリデザインに融合させるかについてのプロセスを披露します。
姜鳳怡(Olive Chiang)はゼロから始まるフォントデザインの旅を通じて、自身のデザイナーキャリアにおける代表的な3書体を深く掘り下げ、フォントの無限の可能性を追体験させます。
林偉駿(リン・ウェイジン)はフォントデザイナーによる専門的な視点からダイナコムウェアのフラッグシップフォントであり、細部に至るまで丁寧な設計で媒体や言語の壁を超えて現代フォントデザインのマルチ特性を表現したフォント「金剛黒体」の開発秘話を披露します。また、デジタル時代においてデザインと機能性を兼ね備えたフォントをどのように生み出しているのかも解説していきます。
グローバル化が進む現代社会において多言語フォントの開発は必然の流れと言えるでしょう。
そこで黄靖婷(コウ・ジンティン)は各国の母語話者と協力した貴重な多言語フォント制作経験をテーマに、ダイナコムウェアがどのように言語の壁を越えて文化を超越したフォントを開発しているのか解説します。
また、土井遼太氏は世界的に高い評価を受ける日本の書体デザインの独自性と挑戦について掘り下げます。感情的なつながりで国境を超えてブランド理念への共振と理解を作り出すことでグローバル市場を成功に導くため、ブランド価値を消費者に共感させる日本の書体デザインについて実例を用いて解説します。
「金剛黒体」、「甲金文体」、「古籍書体シリーズ」などのフォントが様々な国際的アワードでデザイン賞を受賞しているダイナコムウェアと、「Helvetica」、「Frutiger」、「蒙納盈黑體(M Ying Hei」)、「たづがね角ゴシック」といった世界的なフォントを開発しているMonotypeによる共催イベントは今回が初の試みとなります。
世界中のフォントデザインの専門家が集まる本フォーラムは、ダイナコムウェアとMonotypeがフォント技術への探求、そしてグローバル展開へのビジョンを示し、台湾フォントデザイン産業が国際社会へ進出する象徴的なイベントとなります。
地域と分野を超えた対話を深掘りする「WOW TYPE国際フォントフォーラム」は、台湾にとどまらず世界各国のフォントデザイン業界に風穴を開け、より開放的な市場と展開を実現し、国際ブランディングに新たな視点を切り開くまたとない機会となります。
日本の皆さまのご参加もお待ちしています!
・イベントの詳細およびチケット購入ページはこちら
こうした背景を踏まえ、グローバルフォントデザインの更なる文化交流の促進を目的に、ダイナコムウェア台湾は国際的なフォントメーカーであるMonotypeと共に「WOW TYPE国際フォントフォーラム」を2024年11月20日(水)に台北文創ビル6階にて開催いたします。
本フォーラムはダイナコムウェアとMonotypeによる初の100人以上規模の共催大型イベントで、フォントデザインをテーマに国内外で多くの実績を持つフォントデザイナーが集い、多方面からアプローチした対談を繰り広げます。
本フォーラムでは、Monotypeからエグゼクティブクリエイティブディレクター・Charles Nix氏、シニア・タイプデザイナー・土井遼太氏、ダイナコムウェアからシニアフォントデザイナー・姜鳳怡、フォントデザイナー・林偉駿、フォントデザイナー・黄靖婷といったフォント業界の専門家である5名が登壇し、それぞれがフォントデザインとその応用に関する独自の見解を披露していきます。
「Helvetica Now」のタイプディレクターを務めたCharles Nix氏はフォントデザインを通じて国際ブランドに独創的な息吹を吹き込む方法を示し、世界的なブランド向けにコーポレートフォントを設計する際、どのようにカスタマーエクスペリエンスを定番書体のリデザインに融合させるかについてのプロセスを披露します。
姜鳳怡(Olive Chiang)はゼロから始まるフォントデザインの旅を通じて、自身のデザイナーキャリアにおける代表的な3書体を深く掘り下げ、フォントの無限の可能性を追体験させます。
林偉駿(リン・ウェイジン)はフォントデザイナーによる専門的な視点からダイナコムウェアのフラッグシップフォントであり、細部に至るまで丁寧な設計で媒体や言語の壁を超えて現代フォントデザインのマルチ特性を表現したフォント「金剛黒体」の開発秘話を披露します。また、デジタル時代においてデザインと機能性を兼ね備えたフォントをどのように生み出しているのかも解説していきます。
グローバル化が進む現代社会において多言語フォントの開発は必然の流れと言えるでしょう。
そこで黄靖婷(コウ・ジンティン)は各国の母語話者と協力した貴重な多言語フォント制作経験をテーマに、ダイナコムウェアがどのように言語の壁を越えて文化を超越したフォントを開発しているのか解説します。
また、土井遼太氏は世界的に高い評価を受ける日本の書体デザインの独自性と挑戦について掘り下げます。感情的なつながりで国境を超えてブランド理念への共振と理解を作り出すことでグローバル市場を成功に導くため、ブランド価値を消費者に共感させる日本の書体デザインについて実例を用いて解説します。
「金剛黒体」、「甲金文体」、「古籍書体シリーズ」などのフォントが様々な国際的アワードでデザイン賞を受賞しているダイナコムウェアと、「Helvetica」、「Frutiger」、「蒙納盈黑體(M Ying Hei」)、「たづがね角ゴシック」といった世界的なフォントを開発しているMonotypeによる共催イベントは今回が初の試みとなります。
世界中のフォントデザインの専門家が集まる本フォーラムは、ダイナコムウェアとMonotypeがフォント技術への探求、そしてグローバル展開へのビジョンを示し、台湾フォントデザイン産業が国際社会へ進出する象徴的なイベントとなります。
地域と分野を超えた対話を深掘りする「WOW TYPE国際フォントフォーラム」は、台湾にとどまらず世界各国のフォントデザイン業界に風穴を開け、より開放的な市場と展開を実現し、国際ブランディングに新たな視点を切り開くまたとない機会となります。
日本の皆さまのご参加もお待ちしています!
・イベントの詳細およびチケット購入ページはこちら
講演者プロフィール
Monotype エグゼクティブクリエイティブディレクター・Charles Nix
Monotypeのエグゼクティブクリエイティブディレクター、デザイナー、タイポグラファー、教育者。
「Helvetica Now」のタイプディレクターを経て「Walbaum」や「Hope Sans」などMonotypeの人気フォントを多数デザインしています。
後者はタイプデザインコンペティション・第22回Type Directors Clubを受賞しています。
また、M&M'sやProgressive Insuranceにコーポレートフォントをデザインし、壮大なフォントプロジェクト「Google Noto」にも携わっています。
Monotypeのエグゼクティブクリエイティブディレクター、デザイナー、タイポグラファー、教育者。
「Helvetica Now」のタイプディレクターを経て「Walbaum」や「Hope Sans」などMonotypeの人気フォントを多数デザインしています。
後者はタイプデザインコンペティション・第22回Type Directors Clubを受賞しています。
また、M&M'sやProgressive Insuranceにコーポレートフォントをデザインし、壮大なフォントプロジェクト「Google Noto」にも携わっています。
ダイナコムウェア シニアフォントデザイナー・姜鳳怡(Olive Chiang)
ダイナコムウェアのシニアフォントデザイナー。
30年におよぶフォントデザインの経験があり、英語名を分けた「O Live」は「おお、生きる(生活する)!」を意味し、まさに彼女が仕事と生活を愛している象徴です。
代表作には「金文体」や「金花体」、グッドデザイン賞およびIFデザイン賞受賞の「甲金文体」、グッドデザイン賞受賞の「金蝶体」などがあります。
ダイナコムウェアのシニアフォントデザイナー。
30年におよぶフォントデザインの経験があり、英語名を分けた「O Live」は「おお、生きる(生活する)!」を意味し、まさに彼女が仕事と生活を愛している象徴です。
代表作には「金文体」や「金花体」、グッドデザイン賞およびIFデザイン賞受賞の「甲金文体」、グッドデザイン賞受賞の「金蝶体」などがあります。
Monotype シニア・タイプデザイナー・土井遼太(どい りょうた)
東京藝術大学デザイン科を卒業後、書体デザインに対する情熱から英国レディング大学書体デザインコースで修士号を取得して日本語書体と欧文書体の違いについて研究。
自身が手掛けたフォント「Tazugane Gothic」や「Tazugane Info」が話題を呼び、数多くのブランドに採用されるなど、日本語と欧文のブランドメッセージに使用されています。
東京藝術大学デザイン科を卒業後、書体デザインに対する情熱から英国レディング大学書体デザインコースで修士号を取得して日本語書体と欧文書体の違いについて研究。
自身が手掛けたフォント「Tazugane Gothic」や「Tazugane Info」が話題を呼び、数多くのブランドに採用されるなど、日本語と欧文のブランドメッセージに使用されています。
ダイナコムウェア フォントデザイナー・林偉駿(リン・ウェイジン)
台湾在住のマレーシア人であり、ダイナコムウェアのフォントデザイナー。
大学時代に出会った書体デザインに興味を持ち、卒業後、書体デザインに専念。卒業作品の「軽妝黒体」は台湾の金點概念設計獎(Golden Pin Concept Design Award)を受賞し、「新新:2018金點新秀設計展(Young Pin Design Award)」にも選出されました。
「金剛明朝体」の漢字開発担当者でもあります。
台湾在住のマレーシア人であり、ダイナコムウェアのフォントデザイナー。
大学時代に出会った書体デザインに興味を持ち、卒業後、書体デザインに専念。卒業作品の「軽妝黒体」は台湾の金點概念設計獎(Golden Pin Concept Design Award)を受賞し、「新新:2018金點新秀設計展(Young Pin Design Award)」にも選出されました。
「金剛明朝体」の漢字開発担当者でもあります。
ダイナコムウェア フォントデザイナー・黄靖婷(コウ・ジンティン)
ダイナコムウェアの多言語フォントデザイナー。
探求心が強く、常に異国の言語に触れる機会を求めています。
文字に対する情熱と専門知識を活かして、ダイナコムウェアのフラッグシップフォント「金剛黒体」の多言語フォントデザイン(欧文、ベトナム語、ラオス語、ビルマ語、ゾンカ語など)を担当し、顧客に国際的視野を提供しています。
ダイナコムウェアの多言語フォントデザイナー。
探求心が強く、常に異国の言語に触れる機会を求めています。
文字に対する情熱と専門知識を活かして、ダイナコムウェアのフラッグシップフォント「金剛黒体」の多言語フォントデザイン(欧文、ベトナム語、ラオス語、ビルマ語、ゾンカ語など)を担当し、顧客に国際的視野を提供しています。
講演内容
#1 マルチフォントのデザインと開発 ──金剛黒体
登壇者:林偉駿(リン・ウェイジン)
ダイナコムウェアのフォントデザイナーである林偉駿はフォントデザイナーとしてのこだわりである “細部の設計が僅かな違いでも全体に大きな影響を与える” という信念に基づいて「金剛黒体」のデザイン思考を深く解説します。デジタルとグローバル化時代の読み手のニーズに対応するため、ダイナコムウェアがどのようにデザインと機能性を両立させ、媒体と言語を超えるマルチフォントを作り上げているかを分析します。
#2 言語と文化を超えた連携:ダイナコムウェアの多国語フォント開発
登壇者:黄靖婷(コウ・ジンティン)
ダイナコムウェアでは日本語や中国語フォントの開発に留まらず、顧客の製品の国際市場への進出をアシストするため積極的に多言語フォントを開発しています。ダイナコムウェアで多言語フォントをデザインするフォントデザイナー・黄靖婷が長年の多言語フォント開発による独自の経験や、異国語母語者との連携で体験したエピソードを披露していきます。
#3 グローバルブランド視点から見るタイポグラフィ | Typography: the voice of brands
登壇者:Charles Nix
Charles氏はMonotypeのエグゼクティブクリエイティブディレクターとして日々世界的な大手ブランドのためにフォントを通じてそのブランド表現を磨き上げています。本講演では興味深い2つの事例研究を紹介することで、世界的ブランド向けのブランディングフォントデザインと、史上最も著名と言われる書体の一つのリデザインについて探ります。
#4 文字から新生へ:インスピレーションから実現まで
登壇者:姜鳳怡(Olive Chiang)
ダイナコムウェアは文字芸術の美学を探求し、バラエティに富む興味深いダイナフォントを通して、フォントの可能性を展示しています。フォントデザイナーである姜鳳怡はゼロから始まるフォントデザインの旅を語り、そのデザイナーキャリアにおける最も代表的3書体を分析します。観客とともにフォントデザインの無限の可能性を感じ、その裏側に隠れている感動を見つけ出します。
#5 日本における書体デザイン:ブランドの独自性またその芸術
登壇者:土井遼太
土井遼太氏は日本における書体デザインの独自性と挑戦について深く掘り下げていきます。実例を通じてグローバル化の背景、ブランドメッセージや美学、そして企業の文化的ビジョンを表現し消費者と繋がる書体が、どのような役割を担い、ブランドへの好感度を築くかを解説します。
#1 マルチフォントのデザインと開発 ──金剛黒体
登壇者:林偉駿(リン・ウェイジン)
ダイナコムウェアのフォントデザイナーである林偉駿はフォントデザイナーとしてのこだわりである “細部の設計が僅かな違いでも全体に大きな影響を与える” という信念に基づいて「金剛黒体」のデザイン思考を深く解説します。デジタルとグローバル化時代の読み手のニーズに対応するため、ダイナコムウェアがどのようにデザインと機能性を両立させ、媒体と言語を超えるマルチフォントを作り上げているかを分析します。
#2 言語と文化を超えた連携:ダイナコムウェアの多国語フォント開発
登壇者:黄靖婷(コウ・ジンティン)
ダイナコムウェアでは日本語や中国語フォントの開発に留まらず、顧客の製品の国際市場への進出をアシストするため積極的に多言語フォントを開発しています。ダイナコムウェアで多言語フォントをデザインするフォントデザイナー・黄靖婷が長年の多言語フォント開発による独自の経験や、異国語母語者との連携で体験したエピソードを披露していきます。
#3 グローバルブランド視点から見るタイポグラフィ | Typography: the voice of brands
登壇者:Charles Nix
Charles氏はMonotypeのエグゼクティブクリエイティブディレクターとして日々世界的な大手ブランドのためにフォントを通じてそのブランド表現を磨き上げています。本講演では興味深い2つの事例研究を紹介することで、世界的ブランド向けのブランディングフォントデザインと、史上最も著名と言われる書体の一つのリデザインについて探ります。
#4 文字から新生へ:インスピレーションから実現まで
登壇者:姜鳳怡(Olive Chiang)
ダイナコムウェアは文字芸術の美学を探求し、バラエティに富む興味深いダイナフォントを通して、フォントの可能性を展示しています。フォントデザイナーである姜鳳怡はゼロから始まるフォントデザインの旅を語り、そのデザイナーキャリアにおける最も代表的3書体を分析します。観客とともにフォントデザインの無限の可能性を感じ、その裏側に隠れている感動を見つけ出します。
#5 日本における書体デザイン:ブランドの独自性またその芸術
登壇者:土井遼太
土井遼太氏は日本における書体デザインの独自性と挑戦について深く掘り下げていきます。実例を通じてグローバル化の背景、ブランドメッセージや美学、そして企業の文化的ビジョンを表現し消費者と繋がる書体が、どのような役割を担い、ブランドへの好感度を築くかを解説します。
イベント概要
タイトル:WOW TYPE 国際フォントフォーラム
日時:2024年11月20日(水)14時~18時(※台湾時間では13時~17時となります)
場所:台湾・台北文創ビル6階(110台北市信義区煙廠路88号6階)
参加費:300 NTD
イベントの詳細およびチケット購入ページはこちら
タイトル:WOW TYPE 国際フォントフォーラム
日時:2024年11月20日(水)14時~18時(※台湾時間では13時~17時となります)
場所:台湾・台北文創ビル6階(110台北市信義区煙廠路88号6階)
参加費:300 NTD
イベントの詳細およびチケット購入ページはこちら