連載コラム
2010年07月26日

ぬらくら 第1回 eとtの合字

初めまして、「ぬらくら」を担当することになったmk88です。
うな重と日本蕎麦が好物の暴走族のなりそこないです、以後お見知りおき願います(笑後冷汗)。

東京新宿伊勢丹一階の化粧品売り場の横に"ACCESSORIES REPAIR&REFORM"というプレートを置いたカウンターがあります。装身具の修理を専門にしているコーナーです。
バックヤードには職人さんが常駐していて軽度の補修ならその場で対応してくれます。
良心的な価格で好い仕事をしてくれます(体験談)。

ところで冒頭で"ACCESSORIES REPAIR&REFORM"と書いていますが、カウンターの上に載っていたプレートにそう書いてありました。

"REPAIR & REFORM"と&の前後にスペースを入れた方がいいのではないかナ、でもウイスキーには"J&B"とか"B&W"なんて書くものがあるしなァ。気になって調べてみました。

"REPAIR & REFORM"は"&" (ampersand)を使わないで"REPAIR AND REFORM"とする、ただし企業名の場合は"REPAIR & REFORM, Inc"のようにして構わない、"J&B"や"B&W"などの略語(abbreviation)は "&" の前後にスペースは不要、と"The Chicago Manual of Style"にありました。

この"&"は"e"と"t"の合字(ligature)だったんですね、知りませんでした。フォントをArialやCenturyにしていたのでは分かりませんが、Trebuchet MSにして"&"を打つと"e"と"t"の組み合わせの様子が分かります。

ついでに白状しますが"etc."を"&c."って表記することがあるっていうことも知りませんでした。

タイトルの「ぬらくら」ですが、「ぬらりくらり」続けていこうと思いつけました。
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  著者 Information

著者
ダイナコムウェア コンサルタント
mk88氏

PROFILE●1942年東京都生まれ。
1966年桑沢デザイン研究所ビジュアルデザイン科卒。
設備機器メーカー、新聞社、広告会社を経て、
総合印刷会社にてDTP黎明期の多言語処理・印刷ワークフローの構築に参加。
1998年よりダイナコムウェア株式会社に勤務。
Web印刷サービス・デジタルドキュメント管理ツール・電子書籍用フォント開発・
フォントライセンスの営業・中国文字コード規格GB18030の国内普及窓口等を歴任。
現在はコンサルタントとして辣腕を振るう。
Blog:mk88の独り言

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