ダイナコムウェア株式会社×東京工科大学デザイン学部 フォント制作ワークショップ2023 記録集
DynaFont採用事例
「ダイナコムウェア株式会社×東京工科大学デザイン学部 フォント制作ワークショップ2023 記録集」の冊子デザインを担当した東京工科大学の茂木 駿太郎さん
冊子ではワークショップで制作した学生全員分の紹介をはじめ、担当教員である助教の舟山 貴士先生によるそれぞれの制作フォントへの講評や、ワークショップの体験レポートまでを掲載した充実の内容になっています。
また、参加したダイナコムウェアの書体デザイナーである新海 真司と中村 陸人によるワークショップの統括的な講評もご掲載いただいています。
冊子デザインはワークショップに3年連続参加しているデザイン学科視覚デザインコースに通う茂木 駿太郎さんが担当し、ダイナフォントの「金剛黒体」や「金剛黒体」と「青花ゴシック体」の合成フォントなどを採用いただきました。
産学連携ワークショップ2023
ダイナコムウェアは2022年から東京工科大学様との産学連携によるワークショップを開催しています。「しゅうれん かな」が日本タイポグラフィ年鑑2025タイプデザイン部門でベストワークに選ばれるなど書体・フォントにも精通されている東京工科大学デザイン学部助教の舟山 貴士先生にワークショップをご担当いただき、ダイナコムウェアから書体デザイナー・新海 真司および中村 陸人を派遣してフォント・書体に関する知識や見識を深めてもらうための講義とフォント制作を体験してもらっています。
・2023年に実施したワークショップのレポートはこちら
一本文に「金剛黒体」と「青花ゴシック体」の合成フォントをご採用いただいた理由について教えていただけますか?
「金剛黒体」は明るくすごい読みやすい書体だと思っています。そこに「青花ゴシック体」のかなを組み合わせることで、文章がとても引き締まるので気に入っている合成フォントです。そこで今回の冊子にも使用することにしました。実際に本文で組んでみたところ、冊子にすごく合っており、感動しています。
金剛黒体Regularと青花ゴシック体W5による合成フォント
「金剛黒体」は液晶表示での高い視認性、息吹を感じる柔らかな設計、各言語本来の美しさを追求したデザインのゴシック体です。
「青花ゴシック体」はWebおよびオンスクリーンでのはっきりとした視認性に柔らかい読み心地を持つゴシック体です。
「金剛黒体」の詳細はこちら/「青花ゴシック体」の詳細はこちら
冊子デザインを手掛けた茂木さんが2023年に制作したフォント「ふぉーくろあ」の紹介および舟山先生による講評ページ。冊子では見出しなどに「金剛黒体」、本文に漢字「金剛黒体Regular」、かな「青花ゴシック体W5」の合成フォントを使用している
フォントの字形一覧や、組見本も掲載。「ふぉーくろあ」は漢字部分に「金剛黒体」や「勘亭流」を用いて組んでいた
体験レポートの掲載は茂木さんのアイデアにより実現したとのこと。タイトルや見出しには「綜藝体」を使用
ダイナコムウェアから講師として参加した新海と中村がワークショップの統括的な講評を掲載
一冊まとめてみるという体験は大学でも中々できることではないので完成した冊子を手にして達成感がありました。また、ポートフォリオの1つとしても自信に繋がっています。
フォント制作ワークショップ2023 記録集
発行:2024年3月
制作:ダイナコムウェア株式会社×東京工科大学デザイン学部フォント制作ワークショップ2023 実行委員会
冊子デザイン:茂木駿太郎
印刷・製本:株式会社グラフィック
Profile●東京工科大学 デザイン学部 視覚伝達コース大学では主にグラフィックデザインを学ぶ。
文字に興味があり、作字やフォント制作を通して理解を深めている。

学生及び教職員の方向けに10,780円(税込)の特別プライスで、卒業後も含めて契約期間の4年間ダイナフォントの全ての書体が教育を目的にご使用いただける特別パッケージとなります。
DynaFont教育機関向け製品「DynaSmart 学生版」の詳細はこちら

●蒲田キャンパス:〒144-8535 東京都大田区西蒲田5-23-22
デザイン学部/医療保健学部
大学院
●八王子キャンパス:〒192-0982 東京都八王子市片倉町1404-1
工学部/コンピュータサイエンス学部/メディア学部/応用生物学部
大学院
URL:https://www.teu.ac.jp/