ダイナフォントストーリー

カテゴリー:セミナーレポート
2024/12/24

東京工科大学デザイン学部×DynaFont 産学連携ワークショップ2024

フォントに関する講義とフォント制作体験でフォントへの理解度をアップ!

東京工科大学デザイン学部×DynaFont 産学連携ワークショップ2024
ダイナコムウェア株式会社は3年連続となる2024年も東京工科大学様との産学連携として「東京工科大学デザイン学部×DynaFont 産学連携ワークショップ」と題した、フォント・書体に関するワークショップを東京工科大学蒲田キャンパスにて実施いたしました。

2024年の「東京工科大学デザイン学部×DynaFont 産学連携ワークショップ」のワークショップでも昨年までと同様に、ダイナコムウェア株式会社から書体デザイナー・新海 真司および中村 陸人を派遣し、フォント・書体に関する知識や見識を深める講義とフォント制作のワークショップを行いました。

 
制作したフォントの発表会
発表会の様子01
発表会の様子02
講義とフォント制作ワークショップを実施した8月の前半に続いて8月の最終週では学生の皆さんに実際に制作していただいた個性豊かなフォントの発表会を実施し、それぞれのフォントに対して新海と中村が講評を述べました。
 
セミナー後に寄せられた学生さんたちの声の一部を抜粋
「フォント制作をする上で揃えるところ、揃えないところそれぞれに基準があるという話が大変勉強になりました」
「フォントのレギュレーションに囚われすぎないで最終的に目視で判断することで全体的なバランスを整えることについての話が印象的でした」
「自分自身が作った文字について、見やすさを改善する余地がまだまだあるなと実感できました」
「1ヶ月という短い期間で制作するのが難しかったですが、貴重な体験で楽しく制作に取り組めました。このような機会をいただき、ありがとうございました」
「こんなにしっかりフォントについて学んだことも作ったことも初めてで、新しい発見と体験の連続でとても楽しかったです! アイデアにこだわりすぎた部分もあったので、ブラッシュアップして使えるフォントに進化させたいと思います」

 
2024年のフォント制作ワークショップでは一人あたりの制作文字数が過去最多となり、バリアブルフォントやカラーフォントの制作を手掛けられる学生さんもいるなど私たち自身も驚きと喜びに溢れ、また3年連続開催の手応えもしっかりと掴むことができたワークショップになりました。
 

ダイナコムウェア 書体デザイナー新海 真司
ダイナコムウェア 書体デザイナー新海 真司
1985年生まれ。長野県出身。
Web制作会社を経て、フリーランスとして日本および台湾で活動後、ダイナコムウェアに入社。
鳥海修氏が主宰する「文字塾」にて書体デザインを学び、「タイプデザインコンペティション2019」では本文用書体で入賞を果たす。
ダイナコムウェアの書体デザイナーとして「かな」を担当し、「UD明朝体」「青花ゴシック体」「玉刻華宋」「金剛黒体 Bold 6ウエイト」「古籍書体B」を手掛ける。

ダイナコムウェア 書体デザイナー中村 陸人
ダイナコムウェア 書体デザイナー中村 陸人
1996年生まれ。群馬県出身。大学在学中にフォント作りに興味を持ち始め、大学院ではタイポグラフィを専攻する。
大学院卒業後、ダイナコムウェアに書体デザイナーとして入社。
ダイナコムウェアの書体デザイナーとして主にデザイン書体のかなを担当し、「龍門石碑体A」「京劇体A」「POPミックスA」のかなデザイン、「金蝶体B」の欧文デザインを手掛けている。

DynaFont教育機関向け製品「DynaSmart 学生版」
DynaFont教育機関向け製品「DynaSmart 学生版」
学生及び教職員の方向けに10,780円(税込)の特別プライスで、卒業後も含めて契約期間の4年間ダイナフォントの全ての書体が教育を目的にご使用いただける特別パッケージとなります。
DynaFont教育機関向け製品「DynaSmart 学生版」の詳細はこちら

東京工科大学ロゴ
東京工科大学
●蒲田キャンパス:〒144-8535 東京都大田区西蒲田5-23-22
 デザイン学部/医療保健学部
 大学院
●八王子キャンパス:〒192-0982 東京都八王子市片倉町1404-1
 工学部/コンピュータサイエンス学部/メディア学部/応用生物学部
 大学院

URL:https://www.teu.ac.jp/

   More Information

次 : ダイナコムウェアとMonotype初共催による「WOW TYPE 国際フォントフォーラム」