DynaSmart V採用事例
また山中氏には広告クリエイティブディレクターを務めるMyDearest株式会社開発によるVRゲーム「ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウス: ビヨンドクロノス)」(以後アルトデウス:BC)や、クリエイティブディレクターを務めるMyDearest株式会社と株式会社イザナギゲームズの共同開発によるVRゲーム「DYSCHRONIA:Chronos Alternate」(以後ディスクロニア)をはじめ、様々なお仕事や作品にて、ダイナフォントをご活用いただいています。
ダイナフォントの使用歴自体も長いという山中氏のお仕事場を訪問して、現在のお仕事やご契約いただいている「DynaSmart V」の使用感などのお話を伺いました。
はい。だいたい週に3日は自宅で仕事をしています。他の日は案件先の会社様のオフィスで仕事していたりします。また、展示会などでブース設計の案件をいただいたときは、実際に会場まで出向いてブースの設営をしたりもします。仕事の比率でいうと、進行管理などディレクションが5割、デザインの仕事が3割、エンジニア的な仕事やコーディングなどが2割となります。気持ち的には一人代理店 のつもりで仕事しています。
山中氏の仕事場を撮影
画面はブース設計の仕事について説明してくれているところ
直近ではVRゲーム「ディスクロニア」のプロモーション活動の一環として、広告やWebサイト、バナーなどの企画やデザインをしています。またメタバース系の案件ではUIデザイナーとしてユーザーが触るモノや操作画面のデザインなどの担当や、2022年12月に発表された新作VRゲームのタイトルロゴをデザインしました。こちらのロゴではサブタイトル部分にダイナフォントを使用させていただきました。
自身がデザインしたUIを、ヘッドマウントディスプレイを装着して確認しているところ
忙しい毎日の中で気分転換は? という質問に対して「デザインとゲーム」という回答。その2つは山中氏にとってまさにライフワークだと言える
ご心配ありがとうございます。自分一人ではどうしても手一杯になってしまうこともありますのでいただいたお仕事のご相談は、フリーランスのデザイナーや映像クリエイターさんなどにお声がけしていき、案件ごとにチームを編成して、自分の手も動かしながら、みんなの力で案件に取り組んでいくケースもあります。
―なんだかゲーム内でパーティを組む感じや、プレーヤーが集まって作るグループ「ギルド」に似ていて面白いですね。ダイナフォント自体もだいぶ以前から使用されているとのことで、そのあたりのことを教えていただけますか。
実は10年以上前から使用しています。当時働いてた会社の代表の方がかなりのダイナフォント好きでダイナフォントの書体をたくさんコレクションされていました。会社のパンフレットなどをダイナフォントで統一していた事もあって、その会社で行うデザインでダイナフォントを使用したのが使い始めたきっかけです。
―そのようなきっかけがあったとは! 勝手に山中様とダイナフォントの縁を感じてしまいました。それでは「DynaSmart V」をご契約いただいた経緯について教えていただけますか。
「DynaSmart V」を契約するきっかけになったのは、独立する前に務めていたソーシャルゲームなどを運営する会社で、自社のゲームとアニメ作品がコラボする機会があって、そのアニメの象徴的なフォントとして使用されていたダイナフォントをゲームに採用して世界観を保つことでゲームのクオリティも高めたくて、まずは個人で「DynaSmart V」を契約してデザインを制作して、それを会社に提案して、会社に「DynaSmart V」を契約してもらいました。それ以降「DynaSmart V」を使用しています。またその会社を退職して独立してからは再び個人として「DynaSmart V」を継続して契約しています。
―そうだったんですね。本当にありがとうございます。お名前出しできる範囲でダイナフォントを使用した作品と使用書体など教えていただけますか。
広告クリエイティブディレクターとして参加させていただきましたMyDearest株式会社様が開発したVRゲーム「ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウス: ビヨンドクロノス)」で、ゲーム内の言語として「金剛黒体 簡体字中国語」を使用しています。またクリエイティブディレクターとして参加しているMyDearest株式会社と株式会社イザナギゲームズの共同開発によるVRゲーム「ディスクロニア」でもゲーム内の言語として「金剛黒体 簡体字中国語」「金剛黒体 繁体字中国語」を使用しました。この作品ではプロモーションで年賀状企画を実施したときも「ロマン雪」を使用したりしています。その他では私がTwitter上で募集した名刺デザイン企画に、魑魅魍魎VTuber・桜咲さんの名刺にダイナフォントを使用していたりします。
山中氏デザイン「ディスクロニア」年賀状。ロマン雪使用
山中氏デザイン「華墨しゅか」さん名刺
山中氏デザイン「uni」さん名刺
「DynaSmart V」は全般的にとても便利な製品だと思っています。インストーラーを例に挙げますと、中国語フォントをインストールする場合の「繁体字」と「簡体字」の切り替えが行えることや、フォントのデザインもしっかりプレビュー表示されるのもありがたかったりします。ローカライズの対応を行うことも多いのですが、ゲームのお仕事では特にフォントに使用できる容量も限られているため、使用するフォントについてチームで情報共有するときも、フィルタリングがしっかりできるので、不要なフォーマットのフォントを入れるリスクが軽減されるので役立っています。
DynaSmart FontInstaller。ダイナフォントのインストールなどを分かりやすく管理できるアプリケーション
日本語、簡体字中国語、繁体字中国語やフォントフォーマットなどの各種切替が可能
ゲーム関連のお仕事を受注することも多いので、フォントを埋め込んで使用できる「DynaSmart V ゲーム拡張オプション」にはとても安心感があります。料金自体もリーズナブルでフォントの埋め込み使用での使用許諾や料金面を心配されるクライアントの方に説明した際、納得していただける製品なのでとても重宝しています。
―最後に長期間継続して「DynaSmart V」ご契約いただけている理由があれば教えていただけますか。
ダイナフォントは特徴的な尖ったデザインの味のあるフォントが多いので、色々な要望に応えるために必要だと思って契約しています。また、ダイナフォントはアニメやゲームなどで使用されているケースも非常に高いため、自分がエンタメ業界に居続ける以上は切っても切れない関係だと感じています。ゲーム本編にそのフォントを使用することが難しい場合でも、ユーザーが最初に触れる広告やイメージには、作品のファンの方のワクワクした気持ちを裏切らず、その状態のまま始められるように準備したいという思いもあります。実際、いつ依頼が来るか分からないので、クライアントやファンの方の持つイメージをいつでも再現できる環境を常に持ち続けていたいという考えもあって、長期に渡って「DynaSmart V」を契約しています。
―本日は貴重なお話をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。今後もダイナフォントおよび「DynaSmart V」を何卒よろしくお願いいたします。
Webサイト:https://ynk.design
Twitter:https://twitter.com/KY_creator
YNK.designはクリエイティブディレクターの山中を中心としたデザイン集団です。
ユーザーが求める体験に寄り添いながら、クライアントが伝えたいことを実現するためにさまざまなクリエイティブを企画から提案・デザインさせていただいております。
・「きっと知らないデザインメイキング全部見せます!|VTuberさん名刺編が公開中」はこちら〇クリエイティブディレクター・山中 慶氏に関連したダイナフォントストーリー一覧
今回の山中氏のインタビュー記事とともに、山中氏とダイナコムウェア書体デザイナーである新海 真司および中村 陸人による対談記事も公開しています。
また、山中氏がクリエイティブディレクターを務めるVRゲーム「ディスクロニア」の「DynaSmart V」採用事例記事および、広告クリエイティブディレクターを務めるVRゲーム「ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウス: ビヨンドクロノス)」の「DynaSmart V」採用事例記事も公開していますので、あわせましてお読みいただけますと幸いです。
契約台数や契約年数に応じてお得な価格でご契約いただける、多言語フォントを含むダイナフォント全書体が使用可能な年間ライセンスです。 ゲーム&アプリ、印刷物、映像、放送、電子書籍、デジタルコンテンツ、Webデザインなど様々なコンテンツに許諾対応しています。
また、Webフォントクラウドサービス「DynaFont Online(DFO)」もご利用いただけます。
ダイナフォント年間ライセンス「DynaSmart V」の詳細はこちら
ダイナフォント年間ライセンス「DynaSmart V」をご契約中のユーザー様を対象に、コンシューマゲーム・スマートフォンゲーム・娯楽遊戯機器などにダイナフォントを埋め込んでご使用いただける追加オプションです。
「DynaSmart V ゲーム拡張オプション」の詳細はこちら