DynaSmart V採用事例インタビュー:UI/UXデザインディレクター・中澤大太様
StudioZ株式会社UI/UXデザインディレクター・中澤大太様
今回、「ホップステップジャンパーズ」のデザイン面を担当され、実際に綜藝体を選定いただいたStudioZ株式会社のUI/UXデザインディレクターである中澤大太様に、フォントの選定理由などをインタビューさせていただきました。
「ホップステップジャンパーズ」は、指一本でジャンプして、敵を踏みつけて遊ぶアクションRPGゲームです。ゲームの一番の特長は「イラチェンシステム」で、自分で描いた絵や他のユーザーが描いた絵をそのままキャラクターイラストとして使えるという他のゲームにはないシステムです。プロで活躍している絵師さんなどともコラボしていて、イラスト好きなユーザー様から好評をいただいています。また、有名な絵師さん以外にもまだあまり知られていない実力派の方々もイラストを投稿してくれていたりと色々なテイストのイラストにより、ゲーム本編の盛り上がりと比例して、イラストによる世界観の広がりも起こっています。
「ホップステップジャンパーズ」の中で、中澤様のポジションについてお聞かせくださいますか?
ホップステップジャンパーズの立ち上げメンバーとして開発のスタートから参画していました。現在は、デザイン面のリーダーといったポジションを務めています。開発当初は、ゲームの基盤となる「モック」を少人数で開発しており、ゲームの基盤が固まった後、メンバーを増やしてゲームのUIやアニメーション、エフェクトなどデザインに関わるモノを全て担当してきました。
フォントの選定は、開発期間のどのタイミングで行われたのでしょうか?
ゲームが少し動くようになったアルファ版が終わり、ベータ版に寄り始めた頃、フォントの選定を開始しました。状況的にはUIのデザインがある程度決まってきて、だいたいの画面遷移が繋がるようになったタイミングで、デザインを構築していく中、様々なフォントを試しました。
「綜藝体」を採用した理由をお聞かせくださいますか。
ゲームという事で硬めの書体より、どこか遊び心のある書体を使用したいと思い、いまいちピンとくる書体に出会えずにいた時、ネットで検索して「綜藝体」を発見しました。発見した瞬間、すぐに「あー、これだ」と思いました。選定理由としては、SF感があり、読みやすく、とはいえ、癖もありといった感じで、こうした特長から採用しました。
ゲーム本編だけでなく、Webサイトや動画など、様々な形で「綜藝体」をご採用いただいておりますが、実際に採用してみた感想などございましたらお聞かせくださいますか。
「綜藝体」は、どの媒体でも読みやすく、とても使いやすい書体だと感じています。タイトルに映えるフォントであり、世界観も出るフォントなので、各媒体で「ホップステップジャンパーズ」を表現するのに役立っています。
「DynaSmart V」の使用感についてお聞かせくださいますか。
日本語書体の種類の豊富さを感じました。ダイナフォントの特長として個性的なフォントが多く、それがゲーム会社にとって、とてもありがたかったです。
今後、使ってみたいフォントなどはありますか?
ペルソナと言いますか、ゲームの基盤を作っていく中で、誰に向けたゲームか、どの層をターゲットにしたゲームか、といった部分を意識しています。こういうゲームなら若い人向け、また、大人な男性向けといったように、ターゲットによりフォントの選定も変わってくると思っています。使ってみたいフォントというよりは、ゲームに合ったフォントを選ぶ事が重要だと思います。ただ、ゲームだけのオリジナルフォントに一度、挑戦してみたいという想いもあります。
ゲーム制作における、フォントの重要性について何かメッセージをいただけますでしょうか。
ゲーム制作において、フォントはとても重要です。ゲームと言いつつも、文字は出るものであり、読むものであり、フォントは視認性が第一だと考えています。視認性がクリアになった上で、世界観に合っているかなどを考慮する事になります。フォントは、1つの画面に占める領域が割と大きいため、そのフォントによってゲームの印象が変わってきます。そういった面からも、フォントはゲームの印象を伝える上で重要だと思っています。また、仮名や漢字は良くても、数字になると使いづらいフォントもあるので、そういった部分の検証も必要だと思います。
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利用料金: 基本プレイ無料(一部アプリ内課金あり)
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契約台数や契約年数に応じてお得な価格でご契約いただける、多言語フォントを含むダイナフォント全書体が使用可能な年間ライセンスです。 ゲーム&アプリ、印刷物、映像、放送、電子書籍、デジタルコンテンツ、Webデザインなど様々なコンテンツに許諾対応しています。
また、Webフォントクラウドサービス「DynaFont Online(DFO)」もご利用いただけます。
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Profile●1999年に紙媒体のデザイン事務所に入社。広告デザイナーとして印刷の広告物を幅広く担当。その後、モバイルゲーム会社を経て、2014年にStudioZの親会社であるクルーズ株式会社に入社。日本含む世界155ヶ国・地域でリリースした 『Breakin' Grounds』や、2016年7月に月次売上高6億円越えを記録した『エレメンタルストーリー』など、複数のゲームの立ち上げからデザイナーとして参画。
2016年11月のStudioZ株式会社設立と同時にUI/UXディレクターに就任、業界初となるオリジナル機能「イラチェン」を載せた『ホップステップジャンパーズ』ではデザイン全般のディレクションを行い、現在に至る。
設立:2016年11月1日
所在地:〒106-0032 東京都港区六本木6丁目8番10号 ステップ六本木5階
URL:http://studioz.co.jp
クルーズ株式会社にて数々のヒット作を世に送り出してきたゲームクリエイターを集結し、少数精鋭でスマートフォン向けゲームの企画・開発・運営を行うエンターテインメント企業です。「メチャクチャオモシロイをツクル」をビジョンに掲げ、2016年11月にクルーズ株式会社の100%子会社として誕生しました。