ダイナコムウェアが台北映画祭に金剛黒体を提供
ダイナフォントが映画界の最新トレンドを華やかに彩る
台北映画祭は、若い年齢層をターゲットにしており、毎年、会場全体がエネルギッシュな雰囲気で溢れます。本年度のメインビジュアルは、台湾のグラミー賞ことゴールデン・メロディー・アワード(金曲奨)で最優秀ジャケットデザイン賞を獲得したLIAO CHUN YU(廖小子)氏が手掛けており、台湾のローカルカルチャーを視覚化したデザインは会場全体を包み、自由で何にも縛られないありのままの姿が表現されました。
メインビジュアルは、映画祭全体のデザインとして各方面で起用されており、若い世代の流行を取り入れた現代的なデザインとなっています。中でも情報を伝えるという点で重要な役割を果たしているのが「文字」でした。どのようにすれば現代風のビジュアルイメージをそのままに、文字本来の読みやすさが損なわないようなデザインになるかが焦点となっていましたが、映画祭の美術デザイナーであるJudy Yeh(葉雅婷)氏によると、金剛黒体のシンプルですっきりとしたデザインおよび剛と柔を兼ね備えたストロークがまさに映画祭のイメージと合致している事で、台北映画祭の採用に繋がりました。
Judy Yeh氏は金剛黒体の採用について「金剛黒体はどの筆画もシンプルかつ滑らかなデザインで、アンバランスな曲線や角がなく、文字を組んだ時にもバランスが良いので、どこから見ても圧倒的な読み心地の良さを感じます。」と述べています。
映画ファンだけではなく、デザインが好きな人たちも、太陽の光が強く降り注ぐ真夏のような台湾の街を歩いて台北映画祭の会場に足を運べば、映画祭でフォントがどのようにデザインに取り込まれているかを感じることができるはずです。
「ダイナコムウェアが台北映画祭に金剛黒体を提供」の文章では、「金剛黒体 Regular」をWebフォントとして表示しています。

期間:2019年6月27日~2019年7月13日
場所:台北市中山堂、新光影城、光点華山電影館
公式サイト:https://www.taipeiff.taipei/index.aspx
FaceBook:https://www.facebook.com/pg/TaipeiFilmFestival/posts/

カテゴリー:基本書体
書体の太さ:Ultralight / Thin / Light / Regular / Medium / Semibold
ダイヤモンドの王様と呼ばれるカーボネードのように光輝いた新しいスタイルのゴシック体です。液晶に適したフォントとして長い開発期間を経て丹念に磨き上げられた末に誕生しました。シンプルで洗練されたストロークに従来の書体より懐を広げたことで、はっきりとした構造で優れた視認性を有し読み心地に優れているゴシック体です。

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