メイキングストーリー
2018年09月14日

極まる匠の技 / 痩金体

痩金体

極まる匠の技 / 痩金体


【はじめに】

「痩金体」は中国宋朝の皇帝徽宗が創り出した歴史ある書体で、細く力強い線と金属的な尖ったはねが特徴の書体です。ダイナフォント「痩金体」は、その書風にデジタル技術を融合させる事で伝統性と芸術性を併せ持った書体へと進化させました。
 

【デザインの発想】

極まる匠の技

力強く、しなやかで美しい筆遣いと自身の信念を貫く強さを持つ文人のような雰囲気を持った痩金体は、熟練の技で中国料理を作り出す料理人のようにも見えます。食材を揃えるように文字を選び抜き、包丁のように鋭い筆遣いで文字が書かれていきます。 食材を鍋に入れて素早く炒めるように文字を組み合わせて短文を作り、出来上がった料理は文章として組まれた際の痩金体を彷彿とさせます。素早い包丁さばきで仕上げられた熱々の料理がテーブルに運ばれ、友人たちとの会話はより一層はずむことでしょう。


【撮影】

中国料理の決め手は包丁さばき、火加減、スピードにあります。包丁さばきから鍋さばきを表現するために、シェフが鍋を振る瞬間を撮影することになりました。具材と麺が空を舞い、美味しそうな五目焼きそばがもうすぐテーブルに運ばれます。

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【制作秘話】

目の前の食べ物が美味しそうだなと思ってもすぐに食べてはいけません。画面に映っているコシの強そうな麺ですが、実は電気コードを事前に決めた形に折り曲げて円形にし、さらに打ち粉をしたところに光を当てて「麺」のように見せているのです。空中に舞っている食材は、美術スタッフが切り分けた後、透明な板の上に丁寧に並べたもので、撮影した時にまるで宙に浮かんでいるかのように自然な陰影がついた画像を撮影することができました。

痩金体「極」
痩金体
カテゴリー:毛筆系書体
書体の太さ:W3
ダイナフォント「痩金体」は、その書風にデジタル技術を融合させる事で伝統性と芸術性を併せ持った書体へと進化させました。芸術展覧会のポスター、招待状、高級レストランのメニュー、包装紙などにオススメです。
痩金体 書体見本
※痩金体は、ダイナフォント年間ライセンス「DynaSmart」シリーズに収録されています。DynaSmartシリーズの詳細はこちら

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