メイキングストーリー
2018年09月06日

心に刺さる美味しさ / てがき角

てがき角

心に刺さる美味しさ / てがき角


【はじめに】

てがき角は0.7mmのボールペンを使用したメンズライクな芯の強い書体です。字幅が広く、引き締まったラインで、横画、縦画、左払い、右払いにメリハリが効き、書体からはどこか自由奔放な雰囲気を感じとる事ができます。また可読性に配慮しつつ自然に書かれた手書きの文字を再現しており、しおりや小説、詩集、招待状からグラフィックデザインまで幅広い用途に使用できる書体になっています。
 

【デザインの発想】

心に刺さる美味しさ

てがき角の自由奔放さから台湾の日常生活に深く根付いた「小吃(シャオチー)」をイメージしました。小吃とは街角にある軽食を意味し、台湾をぶらぶらと歩けば色々な小吃から美味しそうな匂いが混ざり合って漂ってきます。台湾の小吃は様々な食材が串刺しになっているスタイルが多く、台湾人にとって竹串とは屋台にある小吃を連想させます。自由気ままな雰囲気に加えて力強く自信に満ち、尖ったような筆画といった特徴を持つてがき角と、様々な食材が自由な発想で竹串にされた小吃は共通点が多く、その2つが重なったデザインからは道沿いに小吃がずらりと並んでいる台湾特有の雰囲気を感じとれることでしょう。


【撮影】

こんがりと炭火焼されたトマトのベーコン巻、椎茸、花枝丸…、焼き立て熱々の小吃が竹串に通されています。画面中央に向かって四方八方から顔をだしている小吃は、食べた時、様々な味が出会う様子をイメージしています。

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【制作秘話】

今回の撮影では美術スタッフがシェフへと変身し、撮影で使用する小道具として一から小吃を作り上げる事になりました。日本でいうイカのツミレを意味する花枝丸なども全て手作りで、火を筆のように見立てながら一つ一つ丁寧に炙り、慎重に焦げ目を付けていきました。こうして出来上がった小吃からは食欲をそそる匂いが辺り一面に広がって、思わず夜市に小吃を食べに出かけていきたくなる程の出来栄えの品 となりました。

てがき角「刺」
てがき角
カテゴリー:手書き風書体
書体の太さ:W4
0.7mmのボールペンを使用し、メンズライクな芯の強いデザインをイメージした書体です。字幅が広く、引き締まったラインで、横画、縦画、左払い、右払いにメリハリを利かせており、書体に自然な貫禄を感じることが出来ます。
てがき角 書体見本
※てがき角は、ダイナフォント年間ライセンス「DynaSmart」シリーズに収録されています。DynaSmartシリーズの詳細はこちら

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