クラフト墨の豪放な筆遣いが生み出す、
自由気ままなドットファッション。
可愛いだけじゃなく、しっかりした個性のクラフト墨だからこそ、
あなたのフォントライブラリで唯一無二の存在になれるはず！
さあ、私たちと一緒にダイナフォントストーリーを辿りながらクラフト墨の世界観に浸り、大いに楽しませてもらいましょう！
正統派の書道では、背筋を正して正座をし、墨を擦り、そして書写するというように何とも骨の折れるような作法があります。そういった作法と共に厳格な楷書体である顔真卿、柳公権、欧陽詢などが書写されてきました。
しかしクラフト墨は、そういった伝統的な書道における規則を打破し、毛筆書体を新たな装いへと変貌させています。
これまでなかった毛筆書体として、子供のように可愛らしくあか抜けた親しみのあるデザインに仕上げています。
クラフト墨のデザイナーは、元々一風変わったデザイン系書体のデザインに長けており、これまでに、「まるもじ体」や「クラフト遊」などをデザインしてきました。クラフト墨のデザインには、筆に墨を含ませる際にわざとたっぷりと墨を含ませており、そのため書き始めに筆に重みが加わってA4の普通紙に墨が自然ににじみ、自由気ままな筆画が生まれています。
膨らみのある文字に加え、見た目にもユニークなクラフト墨は、筆先から筆の腹部分を使用することで、太さに強弱を付け、遊び心を感じることができる自由で伸び伸びとした、筆画となっております。
不規則なつくりは、活発でいたずら心を持ち合わせた子供のようなイメージに仕上げており、子供のふっくらとしたほっぺたを思わせる筆画となっています。デザイナーの遊び心は「山」という文字を例にしても伝わってきます。「山」を象形文字のようなデザインで表現し、文字の中に絵が見えるようデザインになっています。
▲クラフト墨の「山」という文字は、見た目にも小さな山のようなデザインとなっています。
DynaFontには数多くのユニークなフォントがあり、そのスタイルは実に様々で、文字に生き生きとした感情を与えています。詳しくみてみると、クラフト墨とクラフト遊、クラフト童は、異なる服装を身にまとった兄弟姉妹のようにみえますが、元々これらの書体は同じ字体の構造となっています、デザイナーはそれぞれに異なる筆を使用し、その特性を活かして特徴的な筆画にデザインしています。
クラフト墨では毛筆により墨が滲んだような効果がみられます。クラフト遊は水彩画用の平筆を使用し、特に太さと丸みを感じることができる書体になっています。またクラフト童では先の尖った丸筆を使用し、起筆から収筆まで細いラインを特長としています。この３書体に共通しているのは、どの書体もユニークで可愛い見た目のスタイルだということです。
さぁデザイナーのインスピレーションを感じた後は、あなたも自分の手で手書き文字を創作してみましょう。
クラフト墨の特長
元々のつくりを逸脱したような書き方を採用し、たっぷりと膨らみのある温かみを感じる運筆で、リラックス感と可愛く愛らしい雰囲気を演出しています。
筆画からは墨汁が織りなす生き生きとした美しさが現れ、活発でリズミカルなつくりとなっています。
▼クラフト墨 書体見本
タイトルなどへの使用に適しており、広告などの刊行物、食品パッケージなどに使用すると、親しみやすく、決まりに縛られないようなイメージを作り出すことができ、様々な場面で採用されています。
Q. DynaFontの代表的なフォントを数多くデザインしていると思いますが、どの書体が自身の代表作だと思いますか？
デザイナー：どの書体も私の大事な宝物であり、１書体だけを選ぶのは難しいです。
Q. いいアイディアが思い浮かばない時は、どうやって乗り越えていますか？
デザイナー：そういう時は何度も書いてみます。様々なスタイルを試しながら、何か違う文字を書けないか試行錯誤していきます。
Q. フォントをデザインする際に、どうやって集中力を切らさないようにしていますか？
デザイナー：私は音楽を聴くことが好きで、音楽を聴いていると書体作りの際にも集中することができます。
※クラフト墨は、ダイナフォント年間ライセンス「DynaSmart」シリーズに収録されています。
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