メイキングストーリー
2017年08月14日

飛び出す個性が奏でる旋律 / クラフトKANKAN

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【はじめに】

クラフトKANKANは、楷書の特長と弾けるような個性の両方を持ち合わせた書体です。重心は高く一見アンバランスにみえますが、それが書体に味わいを与えており、大胆気ままとも思える字形は、大きな魅力にあふれています。

【デザインの発想】

飛び出す個性が奏でる旋律
 
クラフトKANKANには、弾けてぶつかり合って生まれたような特有の美しさがあります。爽やかで美しい楷書の要素に不規則なつくりが合わさることで生まれた独特のデザインは、まるで全く異なるリズムのように思えても重なり合えばすばらしいハーモニーを奏でていく二重奏のようです。
 

【撮影】

今回、我々はクラフトKANKANから2つの異なるインスピレーションが1つの書体の中でめぐり会ったようなイメージを持ち、そのイメージを大人と子供がジャンプする姿で表現しました。ジャンプをしている人と縄跳びをしている人以外にも空中に投げ出された帽子やシーソーなどを加え静止画に動きをつけることで、クラフトKANKANから連想できるイメージをより引きだしました。

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【制作秘話】

クラフトKANKANの特長は、アンバランスな構成が生み出す美しさです。大人と子供がジャンプする際の動きと書体が持ち合わせるアンバランスさが合わさることでデザインが調和されていく様子を表現しています。

大人の撮影では、動き慣れていることもあってスムーズに進行し、ジャンプシーンも無事撮影することができましたが、子供の撮影で、動きのあるシーンを撮影した経験があまりなかったので、撮影スタッフも当初、不安を抱えていましたが、子役の女の子とその祖父がスタジオ入りした際に、その子役のあまりの可愛さに現場のスタッフ全員がノックアウトされてしまいました。初めは緊張のせいか人見知りをしていた女の子ですが、祖父の掛け声に応じて、何度もジャンプしてくれました。

監督は、女の子の三つ編みが跳ねている瞬間と最高の表情が同時に表現された瞬間を見事にとらえ、思わず「完璧だ!」と声を漏らしてしまうような仕上がりとなりました。

今回の撮影は大人と子供に分けて撮影されましたが、その二つが合わさることで、クラフトKANKANらしい絶妙な調和を生み出すことができました。


クラフトKANKAN
クラフトKANKAN
カテゴリー:その他
書体の太さ:W5​
頭でっかちな重心のデザインや偏旁がアンバランスに見えるデザインなど、個性的なつくりが特長の個性的な書体です。 楷書体特有の重厚なストロークに個性的なアレンジを加わることで、他の書体には出せない独特な味わいが生まれました。 新聞や雑誌、マンガ、パッケージなどにオススメです。
クラフトKANKAN

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