メイキングストーリー
2016年07月27日

ミャンマーの水掛け祭り / ミャンマー語 (DFUniGothc MY1)

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【はじめに】

DFUniGothic MY1(ミャンマー語:ゴシック体)は、エネルギッシュな線に生命力が満ち溢れており、まるで大いに力を揮い、新たな未来を切り開こうとしているかのようです。
 

【デザインの発想】

မနေ့က အဟောင်းတွေကို ဆေးကြောသန့်စင်ပြီး
အသစ်ဖြစ်သော မနက်ဖြန်ကိုပြန်လည်စတင်မည်။


—DFUniGothic-MY1(ミャンマー語)

昨日のことは水に流して、新しい明日を迎えよう!
 

新年には過去を一新し、新たなスタートを切る時期でもあります。

制作チームはミャンマーの新年──水掛け祭りをテーマに、DFUniGothic MY1に込められている先人の跡を引き継ぎ、未来の道を切り開いていく、ポジティブ・楽観的といった精神を表現しました。

ミャンマー人は、水は清らかさの源であり、罪と汚れを浄化することができると考えています。そのため、水掛け祭りの期間は、全国で老若男女問わず思いっきり水を掛け合い、過去のあれこれを洗い流し、新たな姿勢で新年の到来を祝います。

昨日のことは水に流して、新しい明日を迎えよう!
 

【撮影】

画面上でどのようにしてリアルな水掛け祭りの雰囲気を作り出すことが出来るのでしょうか?
制作チームは、ミャンマーの民俗アイテムを選んで現地の祝祭の特色を表現しました。真っ赤なサロン、輝く銀のボウル、祝福を意味する紫檀(シタン)の葉といったアイテムの、明るくインパクトのある色彩を通じて、喜びと共に新年を迎える、そんなワクワクした気持ちを表しています。
 
そして仕上げに大事なひと手間として、布と器を湿らせ、まるでついさっき水掛け合戦に参加したばかりのような雰囲気に仕上がりました!「一年の始まりに、心と体を水でしっかり清めよう」というメッセージで、見る者を誘っているような生き生きとした画面になっています。
 

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↑撮影風景
 

【制作秘話】

今回の撮影のテーマはミャンマーの水掛け祭りで、ミャンマーらしいアイテムをセレクトしただけでなく、一番のポイントとなる水もしっかりと準備しました!しかし、水を用いて祝祭の場面を存分に表現するためにはどうすれば良いのでしょうか?
 
そこで、器を湿らせた状態にすることで、画面そのものでストーリーをダイレクトに伝えるという方法を取りました。無色透明の水は、湿度の違いによって物体を異なる色に見せ、画面全体にも違いを生み出す効果があります。元々木杓子を湿らせた後も木の色のままだと思っていましたが、これが濃い黒に見え、本来のレトロな質感が失われてしまいました。そのため、美術スタッフは木杓子を少し乾かし、元の色に戻すこととなりました。こちらの撮影過程では、各アイテムを濡らして、乾かしての繰り返しで、全員が満足する仕上がりになるまでひたすら続けられました。
 
仕上がった一番良かったショットは細部のこだわりに満ちており、銀のボウルに水の光が輝き、真っ赤な布からは水が滴り、器は無造作に置かれ、まるで水掛けの儀式の最中に訪れる、ちょっとした休憩のひと時のようです。賑やかな祝祭へ、今すぐ参加してみたくなりましたか?


DFUniGothic MY1
DFUniGothic MY1
カテゴリー:多言語書体
書体の太さ:W5
ミャンマー語フォント「DFUniGothic MY1」は、視認性に優れたゴシック体です。小さなディスプレイ画面でも文字が潰れないように工夫されており、ミャンマー語に関す様々な用途に幅広く応用可能です。
DFUniGothic MY1見本

本文に記載しているDFUniGothic MY1は年間ライセンス製品 「DynaSmart V」シリーズに収録されています。

   More Information

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