メイキングストーリー
2016年06月10日

南国旅行を終えて After The Trip / タイ語(DFUniGothic TH1)

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【はじめに】

DFUniGothic TH1は、南国の雰囲気が漂い、まるで南国の旅にやって来たかのようで、いきいきとした曲線が、その情熱を描き出しています。

【デザインの発想】

ความจำ ที่ หลงใหล ใน ภาคใต้
ให้ความกระชุ่ม กระชวย ในวันธรรมดา

—DFUniGothic-TH1(タイ語)

南国の情熱的な思い出を持ち帰り、毎日がまるで新たな旅のように。

 

タイ旅行から帰ってきた後も、南国の情熱的な空気が生活の中に残る。
ついさっきリュックをおろしたばかりで、まだ普段の生活に戻るのが惜しく、タイの品物を生活空間にちりばめてしまいます。錫のコップ、カラフルな布、現地の市場で集めたスパイスなど、どれも生活を情熱的な雰囲気で満たし、まるで毎日がエネルギッシュな旅の延長線のように、永遠に留まることはありません。

【撮影】

情熱、織物、仏像、これはタイの最も魅力的な風景です。デザインチームはこれらの要素を十分に活用し、タイのショートトリップから帰ってきたイメージで、まだ南国に思いを馳せ、もっと旅の時間に浸っていたいという雰囲気を演出しています。また、カメラと蘭の花をビジュアルの中心に、やわらかなトーンと照明の下、画面全体にエネルギーあふれる魂を注ぎ込みました。

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▲撮影風景

【制作秘話】

毎回どの撮影も、思わぬ方向にストーリーが展開するもので、いずれもうまい具合に撮影のテーマにより情感と魂をプラスしてくれます。台湾デザインチームの一人にタイ在住経験のあるデザイナーがおり、今回のテーマにも感じるところがあったようで、自宅にも小銭入れ、織物製品といった撮影に利用できるものがありました。さらに、監督も様々な関連の道具を積極的に準備したことから、撮影の際の一番の問題は各アイテムの組み合わせと選択でした。そこで、デザインチームはタイの代表的な要素を優先項目にしたため、仏像とゾウのイメージは欠かせないということになりました。また、画面に生き生きとした雰囲気をプラスすることも出来ました。この他、南国の太陽の情熱を表すサングラス、旅行の思い出を保存するカメラもまた不可欠です。このようにして、画面のハード面の備品がそろい、残るはソフト面のアレンジでしたが、デザインチームは花とスパイスをメインにしようと考えました。
台湾でタイの新鮮なスパイスを手に入れることは難しいのですが、運良く最終的に中和の南洋街(注1)で新鮮なレモンリーフを手に入れることができました。
そして、画面のポイントの一つである蘭の花にちょっとした面白いストーリーがありました。
台湾とタイでよく見かける蘭は品種が異なり、一般の花の市では販売されていません。そしてある日、チームのデザイナーAがお寺を参拝していると、偶然神様を祭る机の上にこの蘭の花が供えられているのを見かけ、別のデザイナーBにそのことを話しました。デザイナーBはこの知らせを受け、突然不思議な感覚がわきあがりました。そして、自分の家にある祭壇を見上げたところ、祭壇の上にもタイの蘭の花があることを発見し、すぐに「擲筊」(注2)をしました。1回目の結果は「笑杯」で、これは神様が笑っていることを示し、この時、デザイナーBはお父さんに、仕事のために借りたいので、どうか笑わないでくださいと神様に伝えるように言われました。そして2回目の擲筊の結果は吉を表す「聖杯」でした。なんとも面白い経緯で、今回の撮影は神様の祝福を受けたとも言えるでしょう。(笑)

注1:中和華新街商業エリア。早期に東南アジアの華僑がこの地へ移住し、東南アジアのグルメを中心に、次第に異国情緒あふれる町並みが形成されました。
注2:擲筊とは、道教信仰における占いの儀式の一つ。「筊杯」と呼ばれる占いの道具を用いて神様に聞きたいことを尋ねるもので、中華圏の社会で広く浸透しています。


華康金文体
DFUniGothic TH1
カテゴリー:多言語書体
書体の太さ:W5
DynaFontのタイ語フォントであるDFUniGothic TH1は視認性に重点を置いてデザインし、小さなディスプレイ画面で見た際にも、文字が潰れないように工夫されています。タイ語に関する様々な用途に幅広い応用が可能です。
DFUniGothic TH1
本文に記載しているDFUniGothic TH1は年間ライセンス製品 「DynaSmart V」シリーズに収録されています。

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