ダイナコムウェア株式会社は、東京人形町 Vision's で開催される
「原字ものがたり─デジタルフォントの原型」展にダイナフォントの原字を出展いたします。
【展示会場】
人形町 Vision's
東京都中央区日本橋堀留町2-2-9 ASビル1F
電話 (03) 3808-1873
【展示会期】
2010年6月7日(月)~6月19日(土)(日曜休廊)
【開廊時間】
12:00~19:00(最終日17:00まで)
【原字提供】
株式会社イワタ
カタオカデザインワークス
佐藤タイポグラフィ研究所
有限会社字游工房
ダイナコムウェア株式会社
--- 同展案内より ---
「原字ものがたり──デジタルフォントの原型」展
小宮山博史
書体を選択し、サイズを指定すれば印刷・表示用書体は画面に表示され、必要に応じてきれいなプリントアウトも簡単に手に入ります。
コンピュータが日常生活に必要不可欠な機器となった現在、
搭載されている書体は水や空気と同じようにその存在が意識されることはありません。
欧米の500年には到底およびませんが、今につながる欧米の近代的な活字書体製法が日本に導入されて140年ほどになります。
その間金属活字・写植・デジタルフォントと文字生成方法は変わりましたが、書体の原型(これを種字とか原字と言います)は、
どこかで誰かが原寸の大きさで彫刻したものか、あるいは紙の上に拡大した形で手書きされ墨入れされたものを使っていることだけは
変わっていないのです。
しかし、種字あるいは原字は書体制作企業の貴重財産として社内の奥深くに蔵されており公開されることはありませんでした。
そのため書体を日常的に使用する書籍・雑誌の編集者や、ブックデザイナー、グラフィック・デザイナー、タイポグラファーであっても
印刷・表示用書体の種字や原字を見た人はほとんどいません。
「原字ものがたり──デジタルフォントの原型」展は、
現在使われているデジタルフォントの手書き原字そのものを日本で初めて公開展示するものです。
種字や手書き原字の精度は、彫師や書体設計者、書体デザイナーの時間をかけた修練でしか獲得できないものなのです。
その精度がその書体の品質を左右することはいうまでもありません。
本展示によって今お使いのデジタルフォントが、どのようなプロセスをへて画面上に再現されているのかを理解していただく
きっかけとなれば嬉しく存じます。